コンピュータ起動時の内部動作についてひとまず調べた

My自作PCが起動しないので、コンピュータ起動時の内部動作についてひとまず調べてみた。

コンピュータ起動時の内部動作

  1. (電源ボタンを押下)
  2. (CPU に通電?)
  3. CPU が BIOS のプログラムを実行
    1. Power On Self Test(POST)
      1. 診断エラーが発生した場合は、ビープコードをスピーカに出力
    2. (ここで、BIOSセットアップの案内が表示?)
    3. 起動ドライブの決定(※以下、起動ドライブがHDDに決定されたと仮定して記述)
    4. HDD の Master Boot Record(MBR) をメインメモリに読み込み
  4. CPU がメインメモリ上のプログラムを実行
    1. Bootstrap loader の実行
      1. 起動パーティションの決定(※OS起動可能なパーティションを、MBR内のパーティションテーブル情報の先頭から順に検索)
      2. 起動パーティションからブートセクタをロード
    2. ブートセクタの実行
      1. OS による起動処理

補足:BIOSの種類

以下の3社が有名。Award社はPhoenix社に合併されたため、現在はPhoenix社(※ブランド名はAward Software Inc.)とAMI社の2社。

シェアは、 Award Software Inc. が圧倒的。

補足:POSTについて

下記サイトが詳しい。

以下に要約する。
POSTでは、マザーボード上の下記のようなデバイスを診断する。

  • キーボード
  • CPU
  • メインメモリ
  • PCIスロット
  • ・・・

問題の原因としてありそうな順番は下記の通りとのこと。

  1. メインメモリ
  2. 電源
  3. 冷却
  4. ハードウェア
  5. BIOS

補足:ビープコード

ビープコードは上記の各社で異なっている。
各社のビープコード一覧等の公式情報は見つけられなかった。。
なお、ビープ音すら鳴らずに起動しない場合、以下の理由が考えられる。

  • スピーカの不具合
  • CPUの不具合
  • BIOSの不具合

参考文献

改訂新版[これで完璧]BIOSの仕組み・設定・アップデート

改訂新版[これで完璧]BIOSの仕組み・設定・アップデート

日経 Linux (リナックス) 2011年 08月号 [雑誌]

日経 Linux (リナックス) 2011年 08月号 [雑誌]