FTPについてもう一歩

過去日記「WindowsでのFTPについてメモ - oknknicの日記」に続き、FTPをもう一歩。

FTPクライアントに関して

FTPクライアント

過去日記「WindowsでのFTPについてメモ - oknknicの日記」で記載したFTPコマンドはもちろん、
WindowsエクスプローラFTP接続することも可能。
ただし、こちらはパッシブFTPにのみ対応。
下記サイトの説明が詳しい。

★補足1:アクティブFTPとパッシブFTPについて
下記サイトの説明が詳しい。

ざっとまとめると、

  • アクティブFTP:制御はクライアント側から、データ転送はサーバ側から接続。そのため、クライアント側はサーバ側からの接続要求を受け入れる設定になっている必要がある。
  • パッシブFTP:制御、データ転送共にクライアント側から接続。

であり、
アクティブFTPWindowsFTPコマンドなどで、
パッシブFTPはブラウザやWindowsエクスプローラなどで利用される。

★補足2:ASCIIモードとバイナリモードについて
下記サイトが詳しい。

ASCIIモードの場合は、OSに応じた改行コードに自動変換される。

■.netrc

UnixLinuxの環境の標準FTPクライアントには、設定ファイル「.netrc」がある。
例えばここに、接続先ホストとFTPユーザID、パスワードを記述しておけば、FTP接続の際に自動でログインしてくれる。
下記サイトが詳しい。

同様に、Windows環境では「_netrc」がある。
下記サイトが詳しい。

(が、うまく動かない。。環境変数「HOME」を設定し、その場所に「_netrc」ファイル(記述済み)(自分のみ参照可)を配置するだけのはずだが・・??)

FTPサーバに関して

anonymousと認証ありの2種類がある。
認証ありの場合はアカウントの考え方を理解しておく必要がある。

FTPアカウント〜Windows(IIS)の場合〜

下記サイトが詳しい。

IIS4.0以降では、ローカルログオン権限が必要なよう。
ローカルログオン権限と、権限の確認方法については以下を参照。

FTPアカウント〜Unixの場合〜

下記サイトが詳しい。

「/etc/vsftpd/user_list」でユーザを指定する。

また、OSユーザではないFTS専用のアカウントを実現したい場合は、
下記サイトが参考になりそう。

ざっくりいうと、FTP用のバーチャルアカウントを作成し、それをFTP権限をもつOSユーザにマッピングする方法のようだ。