オープンソースルータのVyattaを仮想環境に入れたのでメモ

ネットワーク 仮想

オープンソースルータのVyattaを仮想環境に入れたので、一先ずメモ。

概要

Debian上にネットワーク系のオープンソースソフトウェアを組み合わせて構成したLinuxディストリビューション as オープンソースルータで、一元管理するCUIを提供する。
Vyatta社がディストリビューションの管理運営している。
非商用版と比べて商用版では、サポート有り＋追加機能がある点が異なる。

ダウンロード

下記公式ページのダウンロードページから、「Free, Open Source Vyatta Core」を選択してダウンロード。

32bit版、64bit版それぞれ、Live CD版、仮想マシン版が提供されている。
仮想マシン版は「For use in VMware ESX, Citrix XenServer, Open Source Xen and Red Hat KVM」であり、
私はHyper-V上に作りたいので、 Live CD 版をダウンロードする。
⇒と思ったが、いろいろうまくいかない。いろんなページ見た結果、どうやら仮想マシン版をダウンロード・インストールする必要があるようだ。

インストール

1. 仮想マシン新規作成
2. ダウンロードしたisoを入れて、仮想マシン起動
　　　ID：vyatta
　　　PW：vyatta
3. 下記コマンドでインストーラ起動（基本的にデフォルト設定でOK）

install system

4. 仮想マシンを停止＆isoを抜いて、再起動

セットアップ

基本設定
configure
set system time-zone Asia/Tokyo
delete system ntp
set service ssh
commit
save
exit
ネットワーク設定

確認

show configration
show interfaces

設定

configure
set system gateway-address IPアドレス
set system name-server IPアドレス
set interfaces ethernet eth0 address IPアドレス/サブネットマスク
commit
save
exit

基本操作

  • コマンド補完、候補一覧・説明表示
    • コマンド一覧表示・説明表示
[TAB]
[TAB]
    • コマンドの引数一覧表示・説明表示（下記は show コマンドの例）
show [TAB]
show [TAB]
  • シャットダウン
sudo shutdown -h now
  • 再起動
reboot

補足：GUI

WEBアプリ形式のGUIは、有償の Vyatta Subscription Edition でないと使えない。
使う場合は、以下でサービスを有効化し、

set service https

下記のアドレスにアクセスすればOK。

なお、Vyatta Core の場合は、上記アドレスにアクセスすると以下のメッセージが表示された。

The Vyatta web-based management interface is available in the Subscription Edition of the Vyatta Network OS. Please contact Vyatta if you wish to obtain a license.

公式サイト

参考サイト