FX基礎メモ

システムの話しとちょいと離れて(いずれ繋がるが)、FXの基礎メモ。

基本

  • 取引時間:平日24時間。なお、ニューヨークの市場が動き出す(=取引量が多くなる)のは日本時間で21時頃。
  • USD/JPY:1USDを何JPYで買える(あるいは、売れる)か。単純に、USDの価値をJPY単位で表現した値と言える
  • 売値と買値:トレーダから見て、売るときの値段と買うときの値段は異なる(中古ショップでイメージすると解り易い)
  • スプレッド:売値と買値の差。これがトレーダーにとってのコストである。FX会社や通貨によって異なる
  • 建玉(たてぎょく、ポジション):売買注文成立済み、未決済の注文
  • 総評価損益:その時点でポジションを決済した場合の含み損益の合計
  • 実績損益(決済損益):ポジションを決済し、含み損益を口座に反映したもの
  • 決済:買った(売った)ものを売る(買う)こと。これにより、損益が確定する
  • レバレッジ:テコ。少ない金額で大きな取引をするための仕組み。FXが差金決済ゆえに可能な仕組みである。証拠金に対してトレード額がX倍であるとき、「レバレッジはX倍」と言う
  • 必要最低証拠金:一つのポジションを建てるのに最低限必要な証拠金の額。FX会社によって異なる
  • スワップ金利:外貨預金で言うところの金利。「買った通貨の金利-売った通貨の金利」がスワップポイント(利率)になる
  • ロールオーバー:ポジションを決済せずに翌日に持ち越すこと。このタイミングでスワップが付与される

発注方法

エントリー発注
  • ストリーミング:現時点のレートでエントリー注文
  • 単独注文:指値、逆指値、トレールのいずれかを指定して注文
  • OCO(One Canceled the Other):{買,売}×{指値,逆指値}の組み合わせで、2注文を同時発注。一方が約定すれば他方はキャンセルされる
決済発注
  • ストリーミング:現時点のレートで決済注文
  • 指値:指定したレート以上になったタイミングで決済する利確注文
  • 指値:指定したレート以下になったタイミングで決済する損切り注文
  • トレール:レートの上昇幅、下落幅に合わせて、逆指値注文を自動修正する注文
  • OCO(One Canceled the Other):指値注文、逆指値注文を同時発注。一方が約定すれば他方はキャンセルされる
エントリー+決済 同時発注
  • IFD(If done order):エントリー注文と決済注文それぞれについて、指値あるいは逆指値を指定
  • IFDOCO:エントリー注文は指値あるいは逆指値を指定、決済発注はOCOで指定

デモ口座

仮想通貨でトレードの鍛錬を行うことができる。
通貨が仮想である点以外は本物と同じ。
以下、マネックスFXのデモ口座について。

1. 下記のマネックスFXのトップページから、

「はじめての方へ」>「デモ講座口座お申し込み(無料)」と辿って、デモ口座を申し込み。

2. メールで届いた口座番号、パスワードを用いて、上記トップページの「店頭デモ取引」タブ側のフォームからログイン

推奨環境(2012/07/27時点)

※最新情報は下記ページを参照のこと。

ということで、下記ページよりFirefox3.6をダウンロード。

参考文献

一番売れてる投資の雑誌ザイが作った 10万円から始めるFX超入門―初心者は1000通貨で安心スタート

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