ホストとオープン系について

今更ながら少し調べたのでメモ。

この記事が非常に興味深かった。

以下に引用させていただきます。

「オープンシステムというときに、何がオープンなのかを明示する」。ベンダー非依存のことなのか開放系のことなのか。システムのことか製品アーキテクチャのことなのか。こうした点をはっきりさせておく。

【日経オープンシステム初代編集長の意見】
『広いココロで作った情報システム』と言ったかどうかは覚えていないが、僕はオープンシステムを要するに、派閥を作らない、ことと考えていた。もっと普通に、正々堂々と、隠さないで物事をやる。もっと世の中のことを考える。こそこそと隠れてなにかしない。そしてもっともっと人の“思い”を理解しないといけない。
プロプラエタリとは派閥ということ。それを理解する人だけを集めるから。プロプラエタリそのこと自体は悪いことではない、独自OSだって独自社長だって、正々堂々としていればよい。でも往々にして派閥は悪しき方向に行く。そこを変えていかなければならない、と言いたかったから、日経オープンシステムを作った。

以上のそもそも論を念頭におきつつ、
実際問題、皆様がどういうものをホストと呼び、どういうものをオープン系と呼んでいるかをまとめると・・・(実務上はこちらが重要になるだろうから)

  • ホスト:市販されていない独自OSで動作しているコンピュータ。(例:IBM社のAS/400(独自OSであるOS/400を搭載))
  • オープン系:WindowsUNIX/Linuxなどの、市販されているOSで動作しているコンピュータ

でもって、文字コードとか注意する必要があったりする。(オープン系間でも注意が必要ではあるが、ホストが混じるともっとやっかい。上記のOS/400だとIBM独自文字コードであるEBCDICとか。)

言葉の定義として正しいか間違っているかはさておき、
上記の通り認識しておけば当面は問題なさそうだ。