TCP/IPの復習
TCP/IPについて復習。
IPアドレス
- IPアドレス:ネットワークID+ホストID
- ネットワークID:属しているネットワークを一意に識別するためのID
- ホストID:ネットワーク内で一意に識別するためのID
- サブネットマスク:IPアドレスと論理積をとることでネットワークIDを算出できるマスク
(※同一セグメント(ネットワーク)内のコンピュータは直接通信可能であるが、異なるセグメントのコンピュータは、セグメント間の中継装置(ルータなど)に中継を依頼する必要がある。そのため、ネットワークIDとホストIDの境目を決めるためのサブネットマスクが必要になる。)
クラス
- クラスA:0.0.0.0〜127.255.255.255。サブネットマスクは 255.0.0.0。ネットワークアドレスの先頭1ビットは0。(ただし、0.*.*.* と 127.*.*.* は予約領域。また127.0.0.1はlocalhost)
- クラスB:128.0.0.0〜191.255.255.255。サブネットマスクは255.255.0.0。ネットワークアドレスの先頭2ビットは10。(ただし、128.0.*.* と 191.255.*.* は予約領域。予約領域は他にも存在)
- クラスC:192.0.0.0〜223.255.255.255。サブネットマスクは255.255.255.0。ネットワークアドレスの先頭3ビットは110。(ただし、192.0.0.* と 223.255.255.* は予約領域。予約領域は他にも存在)
- クラスD:224.0.0.0〜239.255.255.255。ネットワークアドレスの先頭4ビットは1110。(ただし、これはマルチキャスト専用の予約空間)
- クラスE:240.0.0.0〜255.255.255.255。ネットワークアドレスの先頭4ビットは1111。(ただし、これは将来の拡張に備えた予約空間)
(※クラスの仕切りでサブネットマスクは一意に決まっている。が、そのサブネットをさらにサブネットに分解したい場合は、より大きな値のサブネットを指定すれば良い。(と理解しているが正しいか?))
CIDR(Classless Inter-Domain Routing)
最近は、クラスでネットワークを表現するより、CIDR表記をすることが多いとのこと。
「/24」のように、サブネットマスクを2進で表現した場合の1の数を記述する
参考文献
- 作者: 村嶋修一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2005/09/09
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