パワポによるドキュメント作成
プレゼン資料については、学生時代からそれなりに自信をもって作成してきた。
基本的に、「資料には文字ではなくイメージを書く」というのが根本の意識としてあって、文字的な情報は8割方を口頭で話すスタンスをとってきて、それなりに評価されてきたと思う。
しかし、仕事においては、このやり方が通用しないことがある。
仕事において、プレゼン資料には2種類ある。
- 別の詳細資料を説明するための発表資料
- それ自体が詳細資料であるような発表資料(=ドキュメントとしてのパワポ)
最近、上記の 2. の方の資料を初めて作った。
その際、下記のことに注意する必要があった。
- 口頭説明なしで8割以上の内容が伝わるようにする
- まず資料の全体像を示す絵を描く。説明対象を網羅的に含ませること
- 各スライドでは、内容をまず文章で書き、その文章を表現する絵を描く。絵には、文章内のキーワードを用いた吹き出し等の端的な説明を付与する
- スライド内では、左上から右下に論理展開を進める
- 一回書いてみて、休憩して、再度客観的に見て修正する(セルフレビュー)
これらは、ドキュメント作成において一般によく言われていることと思う。
が、パワポを作る上でこの観点を用いるという観点自体が、今回の自分にとっては重要な気付き(?)になった。
2011/09/19 追記
さらに、下記の気付き(?)も得たので追記しておく。
- 概要説明では、厳密には異なっても、理解しやすい切り方を選ぶ
- 図ですべてを表すスライドがあってもいい。ただし、図中に/~□などで詳細な説明を記載し、タイトル脇に図の紹介を1行添える
- 一つのスライドに多くを詰め込み過ぎない。迷ったら分ける
- 視覚的に見易いスライドにする
- 図中の要素が細かくなってきたら、大枠で囲んでグルーピングする(例:入力、処理、出力の3分割)
- 矢印はオートシェイプを使う
- 右下の影を使用して、図に立体感を出す