Unity開発環境構築と基本手順メモ
ちょいとUnityの話を聞く機会があったので、ちょっと触ってみた。
今回は開発環境構築と基本手順のメモ。
1. 開発環境構築
2. 基本操作
3. 基本作成手順
4. ビルド手順
1. 開発環境構築
1. ダウンロードページ「Download - Unity」からダウンロード(2012/04/28時点ではVersion3.5.1)
2. 促されるままにインストール
3. 初回起動時に、FREEとしてアクティベーション(WEBページに誘導されるので、FREEを選択すればOK)
4. プロジェクト新規作成は、File>New Project。(初回起動時はデモが読み込まれた状態で起動される)
2. 基本操作
Sceneビュー
基本的に、上部のツール(手のひらマーク等の並び)を選択して操作する。
以下は覚書。
- 視点の旋回(オービット・モード)は、Altキー
- 平行移動(手のひらボタン選択と同じ)は、Alt+Ctrlキー
- 現在選択しているオブジェクトを中心かつ画面一杯に表示は、Fキー
Gameビュー
上部のツールのスタートボタン押下でゲーム開始。
3. 基本作成手順
1. オブジェクトの作成(HierarchyビューのCreateボタンより、Cubeなどを選択)
2. ライト(光源)の作成(HierarchyビューのCreateボタンより、Directional Lightなどを選択)
3. オブジェクトに物理挙動の付与(オブジェクトを選択し、Component>Physics>Rigidbody。床などの場合は「is Kinematic」にチェックを入れることで、落ちなくなる)
4. 反射係数の変更
4.1 物理学的属性ファイルの作成(ProjectビューのCreateボタンより、Physic Materialを選択。Bounciness(反射係数)の値を変更)
4.2 物理学的属性ファイルをオブジェクトに適用(オブジェクトを選択し、ColliderのMaterialの項に、上記ファイルをドラッグ&ドロップ)
5. キー入力の実装
5.1 スクリプトの作成(ProjectビューのCreateボタンより、JavaScriptなどを選択)
5.2 スクリプトをオブジェクトに適用(スクリプトをオブジェクトにドラッグ&ドロップ)
6. シーンの保存(File>Save Scene)
スクリプト例
#pragma strict function Start () { } function Update () { // 対象オブジェクトを、キーボードの左右矢印に応じて、秒間30秒の速さでZ軸回転させる transform.rotation *= Quaternion.AngleAxis(Input.GetAxis("Horizontal") * 30.3 * Time.deltaTime, Vector3(0,0,1)); }
4. ビルド手順
1. ビルド画面のオープン(File>Build Settings 押下)
2. ビルドするシーンの登録(Add Current ボタン押下)
3. ビルドの実行(Build ボタン押下)
※対象プラットフォームを変更する場合は、対象を選択し、 Switch Platform ボタンを押下。
たとえば、Web Playerを選択すれば、Webブラウザ上で動作するモジュールを生成できる。
参考文献
Unity入門 ~高機能ゲームエンジンによるマルチプラットフォーム開発~
- 作者: 高橋啓治郎
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/10/01
- メディア: 大型本
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